テネリアの適応拡大
12月20日、テネリア錠20mgの適応が「2型糖尿病」となりました。
これで、テネリアの他の糖尿病治療薬との併用の問題はクリアされました。効果、服用回数、併用薬、腎・肝機能障害患者への処方とかんがえると、なかなか使いやすい薬剤ではないかと思います。
ガイドラインでは、メトグルコが第一選択なのに、テネリアはメトグルコと併用できなかったのが使いづらく、他のDPP-4阻害薬では、腎・肝機能障害患者において禁忌に設定されていたり、用量調整が必要だったので、テネリアの適応拡大は大歓迎です。
トラゼンタも悪くは無いのですが、他のDPP-4阻害薬に比べると効果がイマイチのよう。
適応拡大したとはいえ、GLP-1製剤とは併用できません。同じ所に作用するので、併用できないのは当たり前の話で、他のDPP-4阻害薬でも同様です。