熱性けいれん時の対応

薬局内で、子どもが熱性けいれんになると、慌ててしまいます。正しい対応を知っておくと、落ち着いて対応できます。

保育園・幼稚園におけるけいれん対応マニュアル
http://www.city.fukuoka.med.or.jp/outline/books/keirentaiou.pdf

直ちに周囲に知らせて応援を呼び、広いスペースで、床に直接寝かせます。そして、衣服を緩め(首周りはとくに)、吐物で誤嚥しないように、顔が横を向くように体全体を横に向けます。 加えて、気道が確保できるように頭を後ろに少しそらせます。 この状態で観察を行い、5分間以上つづくときは救急車を呼びます。

薬局で対応する場合は、待合室で熱性けいれんのような発作が起きた時には、時間を確認、衣服をゆるめ、そっと横に寝かせて、横向きにして気道を確保しておさまるのを待つ。呼吸を確認して、発作がおさまるまでの時間を確認。5分以上続くときは病院に連絡がよいようです。

今回は、母親が対応を知っていて、子どもを横にして、発作の状況を動画で撮影して、落ち着くまで見守っていました。発作が起きて3分ほどで落ち着いたんですが、念のためと病院で再度みてもらうことになりました。

 

熱性けいれんが初めてだと、慌ててしまっておちついて対応できないことが有ります。いざという時の為に、頭の片隅に入れておこうと思います。